倉岳山

体調も完全復活した3月最後の週末、中央本線山梨エリアの倉岳山に登ってきました。(2010/03/27)
ここは、大月市が定める秀麗富嶽十二景のひとつで、天気に恵まれれば絶景の富士山を眺めることができます。

鳥沢駅から桂川に架かる虹吹橋を渡り、小篠の集落を経て40分ほどで小篠貯水池に到着。ひとまず池の土手の四阿で小休止。碧々とした水面が周りの山々を映し、人造池ながら神秘的な感じが漂います。

貯水池の先からいよいよ登山道。コシノ沢に沿ってつけられた道を進みます。道にはゴロ石が多くあまり快適とはいえません。石に気をとられ登山道を見失い、突然現れた堰に慌てて土手を駆け上がることも・・・。

石仏のある穴路峠と高畑山の分岐に到着。今回はまっすぐ穴路峠へと向かいます。前日の雨のためか雪融けの季節のためか、沢の水量が以外と多く、せせらぎというよりもかなり威勢のいい流れです。この先の沢渡りは大丈夫かな?少し心配になります。

案の定、渡渉場所では難儀しました。踏み石は完全に流れの下。頭を出しているのは安定の悪そうな尖った石ばかりです。木の枝を支えに半ベソ状態でなんとかクリアしました。

その先はジグザグの植林帯を登り、やがて山の斜面につけられた細い道を辿ります。この道がちょっとスリリング。幅30cmもないところもあり、踏み外すと一気に奈落の底に滑落しそうな箇所もあります。

やがて、明るい光が差し込む尾根の窪みが見えてくると、そこは穴路峠です。
いかにも峠らしい風情を感じる峠です。鳥沢と秋山の集落を結ぶ、かつては物資運搬に重要な役割を担っていたとのこと。行き交った人々の息遣いが聞こえてくるようです。

しばし一服の後、目指す倉岳山へはもう一登り。
歩き出しは平坦だった尾根道は、頂上直下にくるとかなりの急登に。
登り切って右に少し折り返すように進んだ先に倉岳山の頂上がありました。

開けた南から西側にかけての山々は雲に覆われ展望はききません。いうまでもなく秀麗富嶽を拝むことは叶いませんでした。
一方、北側は、その名のとおり扇を広げたような扇山、お隣の百蔵山が目に飛び込んできます。さらにはその向こうに大菩薩嶺が一望できます。

人気の山と聞いていましたが、頂上には私の他には1人。カミさんの握ったおにぎりを頬張りながら静かなひと時を堪能しました。
しばらくすると「ヘソ水」を通るバリエーションルートを辿ってきたと思わしきパーティーが到着。頂上は一気に賑やかになりました。それと入れ替わるように頂上を後に立野峠へと向かいました。

下り始めは半端ない急坂です。逆のルートでここを登るのは正直遠慮したいなぁ。
下りきると尾根道となり、2つほど少ピークを越えた先が立野峠。
立派な道標がある開けた明るい峠です。ここから尾根から外れ梁川方面へと下ります。

下り始めは植林帯のジグザグ道。下りきったところがに水場とベンチが設けられていました。ここからは、月尾根沢に沿って下っていきます。
オシノ沢に比べると、こちらは両側の斜面も緩やかで明るく開いて歩きやすい道です。
左岸の斜面には、まるで登山者を見守ってくれているようなトチノキの古木を見かけることができます。

どことなく色っぽい樹も・・・

道は2、3回、徒渉を繰り返しますが、流れは穏やかで難なくクリア。やがて麓に近づくにつれ、伏流を集めた沢の流れはところどころ渦を巻くぐらい勢いを増してきます。

道は大きく沢を離れ、ほどなく舗装路に出会います。
舗装路を道なりに下れば梁川の駅です。
桂川に架かる梁川大橋から後ろを振り返ると、凛々しい印象の倉岳山が見送ってくれていました。

今回の倉岳山は、初の山梨エリアということで、とても新鮮かつ充実した山歩きとなりました。徒渉のスリルもまたいい経験です。さらに山頂から見た扇山の山容もすごく印象的なこと。たぶん近いうちに訪れることになるでしょう。

(コースの記録)
鳥沢駅8:40~小篠貯水池9:23-9:28~石仏10:07~穴路峠11:01-11:10~倉岳山頂上11:30-11:55~立野峠12:24~水場12:40~梁川駅14:10

2 thoughts on “倉岳山

  1. YOKO 2010年4月9日(金) / 8:36 PM

    こんばんは♪
    体調も万全になって山歩きも快調に出来ますね。
    貯水池の色はまさに神秘的で、
    人工池でこんな美しい色になるとは驚きです。
    この山はかなりハードのようですが、
    この先はどんどん上の山に挑戦でしょうか!?

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    • はしやん 2010年4月12日(月) / 9:10 AM

      YOKOさん、コメント頂きっぱなしでスミマセンでした。
      突如仕事がテンコ盛りになってしまい、久々にブログを開いた始末です。
      山行きの記事も、写真の記事も、書きかけがたまってしまいました。

      記事は苦労談になっていますが、ベテランの人からしたら散歩程度の山です。
      それほど上を目指してもしょうがないので、これからも身の丈にあった山にとどめます。

      いいね

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