湯久保尾根で御前山

とある地方の営業所の立ち上げで先月末からほぼ単身赴任状態。週末は戻って家族サービスと山歩き。おかげで山行きの記事をまとめる時間がなく、ついついブログの更新が滞りがちになった。記事の時系列が前後しているのはそういうわけでどうかご容赦を。
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奥多摩デビューのきっかけとなったGWの三頭山。もっと奥多摩エリアを味わいたいということで、その手始めに奥多摩三山のひとつ、御前山へと向かった。(2010/5/22)

空にはうっすら雲がかかるものの概ね晴れてまずまずの天気。御前山の登山ルートはいくつかあるが、この日は北秋川沿いの宮ヶ谷戸を起点に湯久保尾根で登り、帰りは大ダワ経由で鋸尾根から奥多摩駅に下りることにした。

武蔵五日市駅発8時01分の小岩行きバスに乗り、40分弱で宮ヶ谷戸のバス停に着いた。シニアのご夫婦と5人ほどのパーティーが一緒に降りた。バス停から少し戻った赤い橋を渡り、案内板に従って集落を抜けながら登山口へと向かう。

畑の脇から始まる登山道はすぐに里山に入る。ジグザグ道を4、5回折り返すと伊勢清峰神社の入り口に着く。左後方の鳥居からの参道がここで合流している。神社はピーク上にあるようなのでお参りはパス。植林帯を抜け湯久保尾根に上がる。しばらく行くと道の左に畑があった。農作業のたびにここまで登ってくるのは大変だろうと要らぬ心配をしてしまう。ややきつい登りの後、大きな岩が眼前に現れた。「うとう岩」というらしい。岩の間を縫うように登り一休みする。

この先にある仏岩の頭というピークは気づかずに通り過ぎた。次の湯久保山を東に巻くとあたりは自然林となり平坦な道が続く。ところどころヤブが道を覆い深山幽谷の趣がある。何気なく目を向けると山椒が自生していた。若葉を1、2枚千切って手のひらで揉むとあの独特な香りが漂う。野生なので一層香りが立つようだ。木の芽和えで一杯やりたい。
再び植林帯となり尾根の斜面を登りきると御前山頂上直下の分岐に出る。道は三方に別れ、左の山頂に向かう階段道を登る。このあたりはカタクリの自生地とのことで、植生保護のロープが張り巡らされている。

ようやく山頂に到着。4、5人ほど先客がいたが、皆さん奥多摩湖からサス沢山経由で登ってきた人達のようだ。頭上には青空が出ているが、周りはもやがかかって眺望はきかない。ベンチが空いているうちに少し早めのお午ご飯にする。

昼時にかけて頂上に到着する人が増えてきた。そろそろ御前山にお暇を告げる。先ほどの分岐から鋸山方面へと向かう。途中のクロノ尾山、鞘口山のピークはアップダウンがきつい。どんどん高度を下げながら大ダワに到着。

大ダワは、大きくたわんだ所という意味だろうか。尾根道と舗装路が交差した広い峠だ。駐車場とトイレがあり、自家用車が数台停まっていた。ちょうど車を降り御前山方面に登ってきた女性2人組みとすれ違った。(大ダワを見下ろす写真)

鋸尾根に上がる道はなかなか急だ。斜面は岩の壁がそそり立ち、まるで映画ネバーエンディング・ストーリーに出てくるロックバイターのようだ。見上げると鋸の刃のようにも見える。鋸尾根の名前はこれに由来するのだろうか。

頭上から尾根道を行く人の声が聞こえてきた。鉄バシゴをひと登りすると尾根の上に出た。足の疲労が激しく欲も得もなくなった。鋸山の山頂はパスして奥多摩駅方面へ下る。平坦な道が続くが、道の表面に突き出た岩の角が足裏に痛い。2本ストックで軽快に歩む人がうらやましい。尾根上に三等三角点がある。天地山というのだろうか?ここで道は左に曲がり鉄バシゴを下る。
ザレ気味の道を一気に下り膝がつらい。崖上の眺めいい高台に出たのでここで小休止する。
正面にはゆったりとした山容の六ツ石山(1478.8m)が見える。機会を作って是非登って見たい山だ。

高台の脇はクサリ場になっていて下山の近道らしい。高台から細い尾根を下り鉄バシゴで登り返すと天聖神社の祠が祀られている。道は再び植林帯となった。大人に引率された小学生高学年の団体とすれ違う。すでに14時を過ぎているが、これから鋸尾根を登って行くのだろうか。足の疲労も最高潮で木の根や小石によくつまずく。

ようやく麓が近づいてきた。導標に従い尾根道から鋸山林道に出ると間もなく登計峠に着いた。ここでまっすぐ愛宕山に進むところを、うっかりと車道を下ってしまった。気づいた時には既に遅く、大回りしながら登計の集落を下る羽目になったが、途中で奥多摩駅への近道があって愛宕山から下ってきた道と合流し、登山口に下り立った。

吊り橋を渡れば奥多摩温泉「もえぎの湯」はすぐそこ。一風呂浴びて中ジョッキで疲れを癒したのはいうまでもない。

(コースの記録)武蔵五日市駅8:01~宮ヶ谷戸バス停8:38~うとう岩9:35~御前山頂11:14-11:45~大ダワ12:35~三角点(天地山?)13:00~クサリ場の高台13:36-13:45~愛宕山登山口14:31~もえぎの湯14:45→入浴、休憩の後、徒歩10分で奥多摩駅から帰路につく。

(メモ)宮ヶ谷戸バス停付近の消防団の倉庫に公衆トイレあり。

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