権現山~麻生山~三ツ森北峰

4日前の倉岳山で散々な目に遭ったので、今回はごく普通の山歩きを楽しもうと新緑の権現山に向かった。(2011/05/04)

上野原から季節運行の8:08発飯尾行きバスに乗る。ゴールデンウィーク中だけあってほぼ満席だ。昨年はじめての権現山登山は用竹から登ったが、今回はその先の初戸から玄房尾根で雨降山に登りそこから権現山に向かうことにした。

初戸のバス停から標識にしたがって民家の間を抜けて小さな橋で鶴川を渡る。河畔の新緑が目にも鮮やかである。尾根の取り付きはジグザグのやや急登がつづく。30分ほどで緩やかな傾斜に変わり美しい自然林の中を進む。

やがて道は薄暗い植林帯の中に入り、大きな切り返しで登って行く。植林帯を抜けると再び明るい自然林に出て道は大きく左にカーブする。左前方に権現尾根が現れ始め雨降山のアンテナが見える。そろそろ雨降山かと思わせるピークがいくつか現れるが、そのたびにガッカリさせられる。なるほど権現山とそこから派生する尾根のスケールの大きさを感じる。ようやく雨降山の直下に来たようだ。見あげれば頂上までは一直線の登りである。

雨降山で小休止して権現山に向かう。ほとんど平坦な道を30分ほど歩き、権現山直下の大ムレ権現社に着いた。お参りしたあと社の後から一気に登って権現山に到着。4、5人の先客が、皆さん三角点を中心に外側を向いて車座になっているのが可笑しい。時刻は11時少し前で昼食には時間が早い。ここで昼食の後、浅川峠を経由して扇山へ向かう予定を変更し、少し足を延ばして、麻生山、三ツ森北峰に行ってみることにした。


権現山山頂から三頭山を望む

ヤマザクラ、ミツバツツジが咲き乱れる麻生山への尾根道は、まったく素晴らしいのひとことだ。自然林のアップダウンの少ない尾根道を、景色を堪能しながらゆるゆると歩く。眼下には浅川の集落が見え隠れする。1時間ほどで麻生山に着いた。

三等三角点峰だが登山道が少し広くなった程度で、昼食の場所には向かない。その先を5分ほど進むと再び麻生山の標識がある。こちらは粗末ではあるが丸太のベンチが設けられ、南向きの展望が楽しめるようになっている。

ここから一旦下って尾名手峠。時刻は12時ちょうど。浅川分岐からここまで先行していた方は、ここで昼食のようだ。こちらはもう少し頑張って三ツ森北峯で昼食にすることにしよう。ここから尾根道は一転して鋭い岩峰が三つほど続く。ここが三ツ森といわれるところだ。メジャーな登山道であればクサリが付きそうな場所もある。

岩峰にはやや見頃を過ぎたヒカゲツツジがそこかしこに見られる。イワカガミはもう少し後だろうか。なんとも気持ちのよい、それでいて適度な緊張感が楽しめるところである。大寺山から坪山にかけての稜線も美しい。

三ツ森北峰もさぞや岩峰かと思いきや、予想に反して優しそうな姿だ。なんとも見晴らしのよい山頂である。四方にこんなに開けた山頂は、この辺りではここの他に知らない。
春霞の中にうっすらとだが富士山も拝めた。時刻は12時半少し前。こんなに素敵な場所を独り占めでお昼にする。

下山は鋸尾根を行く。山頂直下は三ツ森のような岩尾根が続く。ピークは巻くように道が付けられアップダウンほとんどない。

やがて尾根は広く平坦となる。気持ちのよい道だが踏み跡はほとんどなく道標もないので道を見失いそうになる。登りに使うのであれば問題ないが下山のときは赤テープが頼りとなる。

道はやがて植林帯に入る。道はやや荒れ気味で伐採した木が道をふさぎ歩きにくい。大きくジグザクを繰り返し麓にたどり着いた。小姓橋で葛野川を渡り、登り返して杉平入口バス停。次のバスまで小1時間ある。ここでは時間つぶしもできない。葛野川沿いに国道139号線を下り、福泉寺バス停まで来たところでようやく来たバスに乗り猿橋駅に向かった。

(コースの記録)
上野原駅08:08=初戸バス停08:50~雨降山10:15-10:25~権現山10:57-11:10~浅川分岐11:17~麻生山11:56~尾名手峠12:05~三ツ森北峰12:25-12:40~杉平入口バス停13:39~福泉寺バス停14:40

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