高柄山~鶴鉱泉

ゴールデンウィークが明けてからというもの、仕事に追われていささか疲れた。近場の駅からそのまま登れてそれなりに歩き応えもあり、最後は温泉で締めくくれるコースがないものかと物色したところ、桂川右岸にある高柄山がそれを適えていそうなので出かけてみた。(2011/5/14)

四方津駅を出て左に進み、地下道で線路をくぐり駅の反対側に出る。大地峠・高柄山を指す標識に従い家並みを進み川合橋で桂川を渡る。川合の集落を抜けるといよいよ山道に入る。入口には例の黄色と黒の熊出没注意の看板であり気が引き締まる。

農道のような道を5分ほど登ると川合峠らしきところに出た。ここから本格的な山道となる。自然林の中の良い感じの道が続く。無理なく道が付けられ歩きやすい。道の脇にはお地蔵様がひとつふたつと現れ、寛政六年と刻まれているのが読めた。やはり古くから歩かれてきた峠道は素晴らしい。

倉岳山方面から続く稜線が間近になってきた。突然視界が開いたと思ったら、大掛かりな林道の工事現場だった。眼下は無粋だが南西方面の展望はよい。工事会社の好意だろうか、丸太で拵えたベンチが設けられ一休みにちょうどいい。一画に御座敷の松の由緒書きがある。矢平山の肩越しにこの日唯一の富士山が見えた。

新大地峠がどこだか分からぬうちに、大丸を巻くように通された林道を横断する。手前にはハイカーへの配慮であろうか、バルコニーのような休憩所ができていた。しばらく進んで大丸山頂に着いた。ここで旧大地峠への道を分ける。山頂から急降下し、林道を横断したあとは高柄山までアップダウンがつづく。

千足峠の標識を過ぎ、山頂直下の急坂を上り詰めてようやく高柄山に着いた。南側は丹沢方面の展望がよい。北側は生藤山や土俵岳といった笹尾根の面々が望める。丸太に腰掛けてお昼にした。

高柄山から矢ノ根峠・鶴島方面に下山する。ところどころトラロープが張られるような急降下が続く。やがて自然林の気持ちのよい道となり、新矢ノ根峠の休憩舎に到着する。ここから先は、某GCを迂回するため付け替えられた味わいのない道が続く。荒れた沢沿いや激しいアップダウンの連続で距離の割りにしんどい。

鶴鉱泉に向かうため、御前山はパスして鶴島へ下る。暗い植林を抜け、沢沿いのアップダウンを繰り返しようやく下山口に着いた。少し林道を歩いて鶴島の集落に出た。


御前山と鶴島の分岐(駒倉峠)

目指す鶴鉱泉つるや旅館を探しながら歩く。登山の道標に付けられた文字のかすれた案内板を見つけ、運良くたどり着くことができた。

鉱泉なので沸かし湯ではあるが、肌にヌメリを感じるお湯は疲れた身体に心地よい。湯上がりにビールを注文し、旅館の庭先でいただいた。突き出しの自家製ラッキョウが旨い。5月の爽やかな風が吹きわたり至福な一時を味わう。ビールをお代わりしたくなるのを我慢して、ゆるゆると20分ほど歩いて上野原駅に着いた。


つるや旅館の庭先にて

(コースの記録)
四方津駅08:50~川合集落登山口09:06~御座敷の松10:04-10:15~大丸10:30~千足峠10:58~高柄山11:20-11:40~御前山分岐(駒倉峠)12:28~下山口12:58~鶴鉱泉つるや旅館13:06

(鶴鉱泉つるや旅館)
日帰り入浴料700円、ビール大瓶600円

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