大菩薩嶺

今年の夏休みは小屋泊まりの山歩きは果たせなかったが、その代わりに初めて息子と山に出かけることができた。それはそれで楽めたのだが、もう少し高山的な雰囲気にも浸りたい。好天に恵まれたシルバーウィーク前半、初めての大菩薩の稜線歩きを楽しんできた。(2011/9/18)

甲斐大和駅からバスで終点の上日川峠まで上がるのが一番手軽なコースと聞くが、今回は手前の小屋平でバスを降り、石丸峠を経て大菩薩嶺まで稜線を歩き、唐松尾根で上日川峠へと下ることにした。

甲斐大和駅08:10発の上日川峠行きのバスは、増発便が2台出るほどの大盛況。行列の後にいたお陰で3台目にバスでゆっくり座って行けた。みんな終点まで行くものと思っていたら、木屋平でかなりの人が降りた。

一緒に降りた皆さんは、準備のストレッチに余念がない。登山口はバス停の反対側にある。背丈ほど伸びた笹の間を大きくジグザグに登って行く。

一度林道に出てさらにひと登りした後、道は斜面をほぼ平坦に進む。やがて針葉樹が切れるといきなり視界が開け富士山が現れた。それほど登った感じがしないのにかなりの高度感がある。

気持ちのよい道を歩いて行くと、まるで茅原の中の交差点のような石丸峠に着いた。

ここから牛の寝通りや雁ヶ腹摺に向かう人たちと分かれ、??山を越えて大菩薩嶺に向かう。

熊沢山は頂上に近づくにつれ牧場のような茅原から広葉樹の茂る岩場の多い道に変わり、大菩薩への下りは奥秩父を思わせるような針葉樹林へと景色が一変する。朽ち果てた古い道標がいい雰囲気を出している。

大菩薩峠が近づくにつれ賑やかな話し声が聞こえてきた。両側に並ぶ売店を通り抜けたところが大菩薩峠だった。

ここからは今回のハイライト。なだらかな気持ちのよい稜線には、老若男女様々な人たちが行き交う。さすが古くからのハイキングコースの貫禄を感じさせる。

稜線上からは、常に富士山の眺めが素晴らしい。

ひとまず雷岩をやり過ごして大菩薩嶺の頂上に向かう。なるほど大菩薩嶺の頂上はスケールに似合わず猫の額のように狭く、樹林に囲まれ展望はない。

ふたたび雷岩に引き返すが、大勢の人たちで賑わい腰を下ろす場所もないほどだ。充分に堪能できたし、あとは福ちゃん荘で一杯やるだけと唐松尾根を下った。ちょうど時分どき、行列で登ってくる人達とのすれ違いで思いのほか時間がかかった。辿り着いた福ちゃん荘は、山小屋というより大衆食堂のような佇まいだ。

あとは少し歩いて上日川峠からバスに乗るだけ。おやじさんご推奨のボリウムたっぷりのモツ煮とビールで大菩薩を締めくくった。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中