猪丸鷲神社獅子舞を見に行く

普段の山歩きでは素通りすることが多い上野原市棡原地区だが、ここでは毎年10月の第一土曜と日曜にかけて地域の神社で獅子舞の奉納がある。他では見かけることの少ない一人立て三匹の獅子の舞を目当てに訪れる人も少なくないらしい。秋晴れの長閑な日曜日、笹尾根ハイキングがてら当地の獅子舞を見物してきた。(2011/10/2)

棡原ではこの日3か所の神社で奉納舞があるが、それぞれお午前後に集中している。11時からの小伏(こぼし)地区、12時からの猪丸(いまり)地区の舞を見物することにして、笹尾根ハイクはほんの一歩きにとどめることにした。

(参考)上野原市公式HP/観光情報無形文化財

上野原駅からバスに乗り棡原中学校バス停で降り、三二山川沿いの道を歩き、沢の詰めから浅間峠に向かう。今回初めて歩くコースだ。沢の詰めまでは林道歩きが続き、頭上からは甲武トンネルを行き交う車の騒音がひっきりなしに聞こえる、ほとんど植林帯であまり趣のある道ではない。

1時間足らずで浅間峠に到着。そのまま三国山方面に5分ほど歩けば栗坂峠。左右にうっすらと踏み跡がある。獅子舞のある小伏方面には右に下る。入口には、←小伏(荒れ道)と書かれたテープが貼ってある。荒れ道だろうが所詮は里道!とためらうことなく進む。

短い笹の生える道を下り、尾根道に乗ると荒れ道どころか、しっかりと踏まれた凹んだ道で、古くからの峠道ということをうかがわせる。

尾根を下りきった鞍部で、直進する道と左に下る道に分かれる。道標はなく2万5千地形図にも破線路は描かれていないが、左は芹沢川沿いに小伏へ向かう道、直進しても尾根伝いにやはり小伏に続く道らしい。ここは一旦尾根を直進することにする。しばらくすると道は左にカーブし、芹沢山という札のある植林帯の中のピークに着いた。しかし、ここから先は灌木のヤブがひどく進むのにためらわれる。先ほどの鞍部まで退却する。

鞍部の分岐付近には天保二年と刻まれた馬頭観音石がひっそりとおわす。植林の間伐材が散乱する歩きにくい道を下っていくと、そのうち台風か豪雨の影響だろうか数カ所で道が崩落し、道を見失ってしまった。

このまま進もうか退却しようか思案のしどころであるが、今日の目的は獅子舞見物で、こんな里付近で道迷いでもしたら洒落にならない。それにもう小伏の獅子舞には間に合いそうもない。きっぱりあきらめて栗坂峠まで引き返し、そのまま浅間峠を抜け、日原峠から棡原に下った。

愛宕池の手前の分岐を右に折れて、猪丸地区への近道をとる。この道も古くからの歩きやすい道だ。麓には馬頭観音の欠け落ちた石碑が横たわっていた。

集落最上の民家の脇で峠道から舗装路に出て、そのまま集落の中を下り猪丸鷲神社に着いた。まもなく獅子舞が始まる。なんとも優雅な雰囲気で、それでいて勇猛な舞である。

一時間ほどで舞が終わり境内に設えられたテーブルで地元の方の酒宴が始まったのを機に帰ろうとすると、世話役のような方から、どうぞゆっくりしてくださいといわれ、御神酒代わりに一杯いただき、のどかな山間の集落を後に、棡原長寿の里まで歩き、直売所の地元産品を買いバスで帰路についた。

今回のコース図

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