百蔵山西尾根から扇山へ

ここのところ茶屋でビールを飲むためのような山歩きが続いたが、久し振りに歩き応えのあるコースをと百蔵山から扇山を歩いてきた。(2011/12/10)

前日は関東各地で初雪が観測され、猿橋駅から眺める大菩薩方面の山々も白く雪化粧している。百蔵山へは車道歩きが長い表尾根を避け、西尾根を登ることにした。初めての道なので少しワクワクする。

猿橋駅08:18発の浅川行きバスを福泉寺前で降りる。同乗した10人ほどの団体さんは終点の浅川から権現山に向かうような話をしていた。福泉寺を少し過ぎ、百蔵山登山口の古びた標識の立つ辻を右に入る。

集落を抜け、林道をくねくねカーブしながら上がっていくと、大月市の標識が立つ登山口に着いた。あまり歩かれていないのか入り口はヤブっぽい。荒れた畑を左手に見ながら登るとやがて植林の中に入る。水晶場と書かれた白杭があるが、水晶場とは何だろう?。明るい高台の金比羅さんに着いた。小さなトタンの社に金比羅さんが祀ってある。里の人が手入れをしているらしく境内?はきれいだ。南面の見晴らしがよく、ここで少し一服する。

金比羅さんの先にも二つの小さな祠が現れ、そこから先は自然林の中の急登が始まる。途中の2、3箇所でクマの糞らしきものを見つけて急に不安になった。クマ鈴だけでは心もと無くなって携帯ラジオを大音量で鳴らしながら歩いた。

緩やかな尾根道に変わり、大きく右に旋回する辺りから昨日降った雪が薄く積っている。再び急坂を登り切ると南側から表登山道を合わせた。ここからは勝手知ったる道。ゆるゆる登って百蔵山の山頂に着いた。

さすが秀麗富嶽の山である。富士山の眺めが素晴らしい。しばらく休憩していると数人しかいなかった山頂が賑わってきた。それではと扇山へ向かう。せっかく稼いだ高度をご破算にするほど下って、ふたたびコース一番の難所、大久保山の急坂を登りきれば懐かしい大久保のコル。防火帯のような大道をゆるりと登れば扇山の頂上。

やぁ、富士山には雲がかかってきた。人気の山だけに百蔵山とは段違いに人が多い。ゆっくり座るスペースもないので、早々に下山する。帰りは一度歩いて見たかった犬目宿に下った。

登山道が終わり、旧甲州街道に下り立てば、そこは犬目宿の入口。ワクワクしながらその先のカーブを曲がれば、つげ義春の「貧困旅行記」を読んで以来、あこがれていた犬目宿の町並みがあった。

のどかな昼下がり、猫のお面をかぶった少年が出てきそうな町並みをさ迷い歩き、大野貯水池でちょうど来たバスに乗って四方津駅へと帰った。

(コースの記録)
猿橋駅08:18=福泉寺前バス停08:35~金比羅社09:25~百蔵山10:05~扇山11:50~犬目宿入口12:50~大野貯水池バス停13:43=四方津駅13:50

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