経ヶ岳から仏果山へ

山歩きを始めたばかりの頃に買ったビギナー向けガイド本の最初のページに載っていたのが宮ヶ瀬の仏果山と経ヶ岳だった。ちょうど夏場の季節でヤマビルが多いという説明に敬遠してそれきりになっていた。日曜日しか休みがとれなかった今週末、近場の山を探して、そう言えばと思い出したのがこの山域だった。(2012/1/15)

町田駅で「宮ヶ瀬ダムハイキングパス」を買い本厚木に向かう。この日はセンター試験の2日目ということで、本厚木駅前のバス停は受験生の長蛇の列。来年は我が娘も受験かと現実に引き戻されつつ半原行きのバスに乗る。乗客はガラガラだ。30分ほどで半僧坊バス停に着いた。

バス停を少し戻り平山坂下のY字路で経ヶ岳への道標を見つけた。国道412号線の側道を進むと登山口があった。道標にはヤマビル注意の看板がある。活動時期になれば相当なものらしい。道ノ入沢に沿って砂利道を進む。

林道は大きな堰堤で終わり、右の階段で越えると後はしばらく植林と常緑樹の登り。要所に道標があり、よく整備された道のようだ。支尾根に上がると東面の見晴らしのいい所に出た。ベンチで一服する。

ここからは雑木と植林が交互に現れる。一旦林道を横断して植林帯を登り、壊れた防鹿扉を抜けると再び緩やかな尾根道になった。右側が雑木の道を進んで行くとまたベンチがあった。まったくベンチの多い道である。冬枯れの木々の向こうに仏果山が見えてきた。

あと1分で経ヶ岳というところにある華厳山分岐にもベンチ。

経ヶ岳山頂に着いた。もちろんここにも立派なテーブルとベンチが2基もある。

上空はどんよりと雲がたれ込めているが、丹沢方面の山々は以外にもはっきり見渡せる。道中ベンチの多かった割りには人も少なく、というか誰にも会わなくて静かな山だ。サーモスのコーヒーを飲んで一服する。

さて雑木林の尾根道を下って仏果山へ向かう。途中で「経石」を見つけた。弘法大師様が経文を納めたといわれる岩だが、少し俗っぽいか。

岩の多い急坂を下ると明るくいい感じの冬枯れの道になった。

幸せな気分で進んでいくと植林に入り、道は階段を急降下していく。下りた先が半原越、舗装路の峠だ。ハイカーの車だろうか、道路脇に数台が駐車している。

道路の向かいの登山口を登り、鹿柵をくぐって尾根に上がる。左が自然林で明るく気持ちのいい道だが、なかなかアップダウンが多い。土山峠分岐あたりから木々の間から仏果山が見え始めた。

土山峠分岐を過ぎ、階段状の急登を登りきると、そこは革籠石山。正面には相模原?が見渡せる。

やがてやせ尾根となって露岩が多くなってきた。その昔、修験道の道場だったそうだ。クサリ場ならぬロープ場だが、見た目よりも易しい道だ。

左手下には宮ヶ瀬湖が見えてきた。と思う間もなく仏果山の山頂に着いた。山頂に佇むお地蔵さんと巨大な鉄骨の展望台との対比がなんともシュールな感じだ。

やはりたくさんのベンチがあり、座るところに事欠かない。まずは荷物を下ろして展望台に登る。たれ込めた雲が残念だが、屏風のような丹沢の山々と宮ヶ瀬湖の展望がすばらしい。この先の高取山からの眺めも素晴らしいそうだが、今度は天気のいい日に来てみることにしよう。

ベンチでコンビニのおにぎりでお昼を済ませ、宮ヶ瀬湖畔の仏果山登山口バス停へと下山する。高取山への道を途中かで左折。公園の散策道のような道を下る。やがて植林の中をつづら折りにズンズン下り、眼下に宮ヶ瀬湖が見えだしたと思ったら、すぐにバス停に降り立った。

近場すぎて思い出しもしなかった経ヶ岳と仏果山だが、変化に富んで歩き甲斐のあるいい山だった。ヤマビルが出没する前にぜひ高取山も歩いてみたいと思う。

(コースの記録)
本厚木駅07:50=半僧坊バス停08:20~経ヶ岳登山口08:35~林道横断09:25~経ヶ岳09:55ー10:05~経石10:10~半原越10:27~革籠石山11:00~仏果山11:30ー11:55~仏果山登山口バス停12:45

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