上野原の要害山を歩く

富士急山梨バスの上野原駅営業所には、市内の山々のハイキング地図が備えてあります。権現山などよく知られた山はもちろん、地味な山も紹介されており、大胆な筆致の案内図は細かい目印が記されていたりなかなか重宝します。要害山からコヤシロ山、尾続(おづく)山の周回コースもその一つ。小粒ながら気持ちよい静かな山歩きを楽しめました。(2016年4月10日(日)歩く)

上野原駅から新井行きのバスを終点の新井で降り、県道33号線を棡原方面に少し歩きます。鶴川に架かる鏡渡橋を渡ったところに要害山への指導標がありました。

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県道を離れ細道に入り、小倉集落を抜け高台にある畑まで上がると、お椀を伏せたような要害山が姿を現しました。地元ではオッパイ山と呼ばれているそうですが納得です。

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やがて舗装が終わり、赤い鳥居の山ノ神社が鎮座する分岐で大倉地区への林道を左に分け、植林の中の山道を進みます。

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しばらく山の斜面を直登する道が続き息があがります。要所に道標があるので迷うことはありません。植林を抜け辺りが明るくなると道は大きくジグザグを描き、ほどなくして山頂に着きました。

山頂では地元の方々が大勢集まって小枝払いや登山道の整備をされていました。数年前までは倒木とヤブで荒れていたそうで、こうして気持ちのよい山歩きができることは有り難いことです。山頂の片隅に祀られた秋葉社に道中の安全をお願いして山頂を辞します。

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山頂から少し下ると、左 大倉、右 登計と道標に書かれた鞍部に出ます。傍らには石灯篭があり、注連縄と紙垂が二本の杉に渡されていることから、ここが山頂社への参道の入口なのでしょう。両側の集落から続々と作業の人達が上がってきました。女の人や子供たちの楽しげな声も聞こえてきます。今日は山頂でお祭りか宴会のような催しがあるのかもしれません。

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ここから尾根通しで次の目的地の「コヤシロ山」へ向かいます。アップダウンが多く、急坂や岩を伝うようなヤセたところもあってなかなかハードな道です。何度目かのきつい坂を登りきると「風の神様」という小さな祠が祀られたところに出ました。展望のよいピークで、南側にはうっすらと富士山が望めました。

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祠の左からロープの張られた急坂を下ります。道はふたたび植林を進み、しばらくしてコヤシロ山に到着。丸太のベンチがあったのでここで大休止とします。コーヒーを飲みながら一服したら周回コース最後の「尾続山」に向かいます。

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ここからはほぼ平坦な道が続きます。富士急地図に書かれた「大モミ(ツガ?)の木」らしき所から道は急降下します。下りきって薄暗く陰気な鞍部を過ぎ、再び登り返すと尾続山。あまりピーク感がなく、標識がなければ気が付かないような山頂でした。

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周りは木々が茂り見通しもないので素通りし、尾続バス停へと下山します。緩やかなジグザグ道を一気に下るとあっという間に尾続集落。宝珠院裏の畑の脇を通り県道に出た向いにバス停がありました。時刻表を見れば次のバスまであと1分。休憩する間もなく来たバスに乗り上野原駅まで戻りました。

まだ時間も早いので、駅を抜けて桂川河岸の公園に寄り、今が見ごろの上野原の桜を楽しみながら、持参のお弁当でプチ花見を楽しんで帰りました。

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(コースの記録)
上野原駅09:09=新井BS09:22-鏡渡橋09:36-山ノ神社09:54-要害山10:20-山の神様10:45-11:10コヤシロ山11:20-大モミの木11:32-尾続山11:42-尾続BS12:03

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