高尾山 逆沢作業道を歩いてみた

高尾山のマイナーな登路のひとつ、逆沢作業道を探索してきました。(2015/10/18)

本編は、当初「郵便道を歩く」というテーマで投稿しましたが、高尾山事情に詳しい方より、ここに書かれた道は「逆沢作業道」であり、かつての郵便道は現在の「いろはの森コース」であるとのご指摘をいただきました。自分なりに調べたところ、指摘どおりであることを確信しましたので表記を改めました。

逆沢作業道は、日影沢林道をキャンプ場からさらに進んだところに入口がありますが、せっかくの天気なので、一先ず景信山から城山まで歩き、ランチの後で向かうことにしました。

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新緑の倉岳山

ゴールデンウィークでも静かに新緑を愛でることができるコースをと考え、上野原秋山地区の浜沢集落から倉岳山に向かうことにしました。(2015/5/5)

本日のコース
本日のコース

上野原駅8:30発の無生野行きバスはいつもながらガラガラ。増発便がでるほど大盛況の坪山方面行きと対照的です。45分ほどバスに揺られ浜沢に着きました。ここから登るのは約2年半ぶり、道中の様子はすっかり忘れてしまい、初めて訪れたような新鮮な気分です。 続きを読む

大山で合格祈願

一度きりのお願いで叶えていただくのは余りに虫が良すぎるのではと、先週に引き続き大山に合格祈願登山にいってきた。(2012/12/02)

登りは先週と同じ蓑毛道。先週は大勢休んでいた十六丁目には誰もいない。たった1週間違いなのに11月と12月ではでこうもちがうものかと驚いた。

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空気が澄んでて山頂からの眺めはすばらしい。本社に念入りにお参りしてから見晴台へと下る。
表参道に比べるとこちらは人が少なく快適に下る。見晴台を過ぎたあたりで右手をみれば、紅葉に囲まれた下社がいい感じだ。

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どんどん下ってあっという間に日向に着いた。のどかな紅葉の里山風景だ。

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この日のもう一つの目的は、伊勢原駅前にある食事処GENのランチ。おすすめの平塚サンマ開き定食と地野菜のお浸しを肴に地酒菊勇を2杯。昼酒でいい心持ちになって帰路についた。

(コースの記録)
秦野駅07:50=08:10蓑毛BS08:15~十六丁目09:40~大山頂上10:10-10:30~見晴台11:10~日向登山口11:55~12:20日向薬師BS12:25=伊勢原駅

初狩駅から鶴ヶ鳥屋山

以前滝子山の山頂から鶴ヶ鳥屋山(つるがとやさん)の低いけどどっしりとした姿を眺めて以来ずっと気になっていた。麓には笹一酒造もあってこちらの方がもっと気になる。今回は、初狩駅を起点に鶴ヶ鳥屋山に登り、笹子駅に下りて地酒の蔵元を訪ねることにした。(2010/09/19)

初狩駅前の路地を左に入り宮川沿いの道の突き当たりを左折。線路をくぐりリニア実験線の高架の手前で県道大畑初狩線に合流する。盛りは過ぎたとはいえ、9月中旬とは思えない強い日差しを受けながらの車道歩きは辛い。約30分で鶴ヶ鳥屋山への道標がある林道入口に着いた。

荒れた林道を15分ほど歩くと登山道への分岐に着いた。山と高原地図に「夏季は道標が草で隠されることがある」と注意書きがあったが、なるほどその通りである。進むのがためらわれるような雰囲気だがヤブは入口だけだった。


(登山道の入口はこんな感じ)

沢を1回徒渉し、よく踏まれたジグザグの道をひたすら登る。30分ほどで尾根に上がり、周りは植林帯から自然林へと変わってきた。2つめのピークが唐沢橋への分岐点で、恩629石標が横たわっていた。唐沢橋方面へは「危険、難路」と道標に手書きされているがどんな状態なのか気になる。

登山道は、舗装された林道を横断し急階段を登り再び尾根に乗る。ブナやミズナラの素敵な自然林の中を進む。尾根を吹き渡る風がとても心地よく、なぜかとても嬉しい気分になる。

次第に道は傾斜が増してきた。最後の急坂を登りきって鶴ヶ鳥屋山頂上に到着。マイナーな山らしく山頂には誰も居ない。周りは木立に囲まれて展望はすこぶる悪くベンチや丸太もない。大休止しようにもハエやアブがものすごく鬱陶しい。5分もとどまることなく本社ヶ丸方面に下山開始した。

山頂を下ると広い鞍部でヤマトリカブトがところどころ群生していた。登り返して2つ目のピークが好展望だった。正面は尾根続きの本社ケ丸、左は三つ峠が望めるがあいにく雲がかかってしまった。ここも相変わらずハエが多く、ゆっくり休憩する気にならない。

いくつか小さなピークを上下して船橋沢への分岐から笹子駅方面に下った。気持ちのよい自然林が続きブナの巨木をいくつか目にした。

再び林道を横断。初狩駅から3時間半歩き通しなのでさすがにしんどい。工事用の丸太に腰掛けて大休止したあと、林道から急坂の階段で一気に高度を下げる。沢音が聞こえ始めるとさらに傾斜はきつくなった。グズグズの崩れやすい道を下って船橋沢に出た。

沢沿いの道を3、4回徒渉しながら下る。最後の堰でヤブをくぐり、沢を一渡りして簡易水道施設のある林道終点に着いた。このまま林道を進めば笹子駅である。のんびり歩いていくと眼下に笹一酒造の建物が見えた。駅まで行く手前に甲州街道に下る道を見つけたのでそこを下った。(共立建設事務所の脇)

蔵元の敷地の正面には「酒遊館」という直売所と軽食コーナーが設けられた建物がある。さっそく限定販売の「冷やおろし」と「辛口 吟醸」の試飲を勧められたので遠慮なしに頂く。他にも「にごりワイン」というのも試飲させてもらった。お昼抜きの空きっ腹で駆けつけ3杯を試飲してほろ酔い加減である。笹一の酒は、想像していたよりもしっかりとした力強さを感じる酒だ。しかも後味が上品。私の中ではかなり高得点である。お土産に辛口吟醸酒を求め、あわせて買ったカップ酒「武田二十四将」を車中でやりながら幸せな気分で家路に着いた。

(コースの記録)
初狩駅07:50-08:00~林道入口(近ヶ坂橋)08:30~林道終点(登山道入口)08:46~唐沢橋分岐09:31~黒野田林道を横断 09:41~鶴ヶ鳥屋山頂上10:29-10:33~船橋沢分岐11:10~黒野田林道を横断11:28-11:45~林道終点(簡易水道施設)12:15~笹一酒造12:40

日向和田から御岳山

御前山、大岳山と週末のたびに登ってきた奥多摩三山も、残すところ御岳山ひとつとなった。
梅雨入り前の晴天に恵まれた土曜日、どうせ登るなら少し変わったルートをということで、日向和田から日の出山を経由し御岳山に登ってみることにした。(2010/06/12)

日向和田駅に7:59着。毎度のような奥多摩行き電車の超混みには似合わず、降りたのは私の他1名。山登りの出発駅としては不人気のようだ。駅を出て暫らくは車道歩き。多摩川に架かる神代橋を渡り、梅郷の街並みを抜け梅の公園に向かう。ちょうど梅の収穫の時期で、JAの前では即売会の準備をしていた。梅の公園を過ぎ、ゴルフ場の入口脇にある琴平神社の鳥居をくぐると登山道が始まる。

梅林の中緩やかな坂道を登っていくことを想像していたが、予想に反していきなり植林帯に入る。それほど急登ではないが休みなく登りが続く。途中で二俣尾駅からの登山道を合わせると、道幅が広がりやや緩やかになる。ほどなく琴平神社に到着。大きな祠の前はちょっとした見晴台になっていて展望がよい。ここでしばし小休止。

神社から先はまた緩やかな登りが続く。しばらくすると三室山と巻き道の分岐に出た。ものの2、3分で三室山の頂上に到着。三等三角点(646.9m)があり、丸太のベンチもある。北側が開けているがあいにくのモヤで眺望はよくない。下りは大きな岩の間をぬって急坂を下る。下りきったところには3基ほどベンチがあり一服する。

再び緩やかな道を行き梅野木峠を越す。峠からしばらく装路を歩き電波塔の手前で二又に分かれる。登山道は左に入るが、直進しても先で合流していた。ここから先は自動車も通れるような幅広の林道が続く。植林帯の中展望もなく、まったく面白みに欠ける道を約30分ほど歩く。そろそろ日の出山も近づいてきたと思われる頃やっと登山道らしき道に戻った。

周りの木々が自然林に変わったころ分岐が現れた。左は金比羅尾根方面への巻き道。右が日の出山山頂へ続く階段道である。段差のある階段を登りきり山頂に到着。(902m)
やはり今回の道はマイナールートだったようで、梅の公園からここまで誰とも出会わなかったのに、山頂には家族連れをはじめ数人の先客がいた。ほとんどがケーブルで御岳山に登り、そこから足を延ばして来るようだ。

日の出山山頂は広々としてほぼ四方に開けている。相変わらずモヤって眺望が優れないが、それでもすぐ隣の御岳山の山頂の社は手に取れるような眺めで、その横には尖った山容の大岳山を望むことができた。
山頂には盛りの過ぎた山ツツジが多く咲き、そのためか蜜を求めるクマンバチの群れが爆音を響かせて飛び回っている。スズメバチほどは怖くないが何匹かに威嚇攻撃を仕掛けられ気になって仕方がない。休憩もそこそこに山頂から退散し御岳山に向かう。

山頂下の東雲山荘を過ぎ緩やかな坂道を下ったところが長尾平への分岐。御岳神社の鳥居をくぐったあたりですれ違う人が多くなる。約30分ほどで御岳山の山上集落に着く。国民宿舎や民宿らしい建物を過ぎると、突然江ノ島神社の参道のような場所に出る。反対側のケーブル駅方面からの人の流れと合流し、土産物屋の並ぶ道を歩く。大鳥居の前の手水舎で手口を清め長い石段を上がりきると、そこは900mの山頂に建つ御岳神社の拝殿。帽子を脱いで二礼二拍手一礼、これまでの山歩きの無事に感謝し、今後の安全をお願いする。お札所で神社札と登山守りを授かり境内を後にする。

ちょうどお昼どき、参道に戻り紅葉屋という蕎麦屋に入る。食堂然としたお店が多い中、ここは石臼挽き蕎麦という看板がかかり、入り口には蕎麦打ちのスペースが設けられ、なかなか気合を感じさせる。無垢板のテーブルと丸太の椅子にも野趣がある。もり蕎麦730円、缶ビール350円を注文。お通しの蕎麦の実入り舐め味噌がなかなか乙な味だ。蕎麦は細く色も薄めの江戸前風。歯ごたえよく蕎麦粉の香りも品が良い。つゆはやや薄めながら出汁が効いて蕎麦によく合っている。普段のコンビニおにぎりに比べてなんという贅沢な昼餉か。御岳山グルメはこうして大満足に終りそろそろ下山開始。

下山は鳩ノ巣駅に下りる向かうルートを行く。下り始めはケーブル駅や大塚山方面に向かう道など、いろいろな道が交錯して分かりづらい。途中にかなり歴史を感じさせる藁葺きの民家がある。幕末期の信仰登山の導師のお宅だったようだ。鳩ノ巣方面へはこの民家の左脇を通る。(民家に気を取られ道標を見落としやすいので注意)

このルートは、その昔御岳山詣での裏参道だったとのことで、道の脇は苔むした石垣が続き、多くの人が行き交った名残を感じる。石垣が途切れたその先からは山腹をトラバースする道が延々と続き、景色も変わり映えせず面白みに欠ける。古くからの道の割には石仏の類も少なく、かなり下ったところに道祖神ひとつと天保年間に沢井某という人が寄進した碑を見かけたぐらいである。

1時間ほどで大楢峠に到着。先生が引率する高校生のグループが休憩していた。そのまま素通りし鳩ノ巣駅に急ぐ。越沢バットレスキャンプ場が足元に見えるところに休憩舎があった。谷を一望できるなかなか眺めのよいところだ。ここで休憩していると先ほどの高校生のグループが追いつき、登山道からキャンプ場に下っていった。

この先にもう1箇所鳩ノ巣の町を見下ろせるところに休憩舎があったが、先客がいたので素通りした。ようやく鳩ノ巣側の登山口に到着。ここにはきれいなトイレもあった。集落を抜け多摩川に架かる雲仙橋を渡れば鳩ノ巣駅は目の前。ここまで来たらせっかくなので、先日の川苔山の後に寄った国民宿舎鳩ノ巣荘で汗を流して帰ることにした。雲仙橋を渡って左、双竜の滝から階段を上がれば鳩ノ巣荘はすぐ先。

さすがに土曜日ともあって入口には数組の歓迎札が出ていたが、日帰り入浴客は私一人。貸しきり状態の大浴場でゆったりと一日の汗と疲れを癒すことが出来た。風呂上りに缶ビールで喉を潤し、管理人さんと少しおしゃべりした後、鳩ノ巣駅14時55分発立川行きの電車で帰路に着いた。

(コースの記録)日向和田駅8:05~梅の公園8:23~日の出山ハイキングコース入口8:28~琴平神社8:58-9:08~三室山9:25~梅野木峠9:47~日の出山10:34-10:40~御岳神社11:16~紅葉屋11:30-11:55~大楢峠13:01~越沢キャンプ場上13:32~鳩ノ巣荘14:10-14:45~鳩ノ巣駅14:50

お礼詣り

所用で都内に出掛けたついでに湯島天満宮に行ってきた。

こちらへは、娘の高校受験の試験当日に会社を遅刻してまで合格祈願しに来ました。
今日はその合格のお礼と願解きのお参りです。

神様にピンポイントのお願いをしたときは、それが叶っても叶わなくても願解きをしなさいと、何かで読んだことがあります。それを怠ると次からお願いを聞いてもらえなくなったり何かと不都合があるみたい。
神様がそんなセコいとも思えませんが、一応仁義は切っておかないとね。

お参りの帰りに「つる瀬」の桜大福をお土産に買いました。桜の花が散るまでの期間限定となんとも風流なこと。

大福のもっちり感とともに道明寺のような香りが何とも春らしいです。

厳冬の矢倉岳~足柄古道を行く

1月13日に丹沢では積雪があったとのことで、雪の無さそうな矢倉岳に行って参りました。(2010.1.16)
矢倉岳は約1ヶ月ぶり。前回は初冬とはいえ春のようなポカポカ陽気でしたが、今回はどうでしょう。

例によって、矢倉沢(本村)から登りました。

ほとんどの低木が葉を落としている中で、中腹に多く生えているアオキの緑が目にも鮮やかです。実も赤く色づいて、そこだけ冬じゃないみたいです。

てなことを思いながら久し振りの急登を登り終え、頂上まであと一息のところまで来ると・・・。
なんと、矢倉岳でも雪が降ったんですね。すでに踏み固められて滑りやすくなってました。

麓ではあんなに晴れていたのに、頂上まで来たら雲が出てきました。富士山は雲の中でまったく拝めず。金時山にもうっすら雪が積もっているのが分かります。
「矢倉岳にしておいて良かった」と思ったのも束の間・・・

下山しようと万葉公園方面へのルートを下り始めると、いきなり積雪!
写真では分かりづらいですが、頂上から続く急勾配の箇所はほとんどアイスバーン状態。
どうしよう 😦 アイゼンなんか持ってないぞ。

でも進まなきゃ始まらないので、文字通り這々の体でなんとかクリア。万葉公園まで無事下山できました。
今回は、ここから足柄古道を通って地蔵堂まで下りることにしました。足柄古道は今回初めて通ります。

古道の起点、足柄峠まで行くのはかなり遠回りになるので、このまま県道を下り、途中から古道に入ることにしました。

10分ほど下ると「足柄道→」という標識があり、そこから古道に入ることができました。
石畳の道やほとんど登山道といった感じの道を下ります。

見晴台の四阿(あずまや)付近。古道は、県道を縫うように地蔵堂方面へと下っていきます。

ようやく地蔵堂付近まで下りてくると、空から白いものがちらほら降ってきました。
こう寒いときは、やっぱり締めくくりは「万葉うどん」でしょう!
カレーうどんを待つ間、大根の酢漬けで純米酒「足柄古道」を一杯、いや二杯。・・・浸みました。